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山のアルバム バックナンバー 1



山で見かけた花から、「花のようなもの」まで載せています。
名前のわからない花もあります。もしご存じでしたらお教えください。
また、間違いなどありましたらご指摘いただけると幸いです。

2006.2.24から2007.6.20までのデータを保存してあります。

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これ以降のデータは「山の花 バックナンバー」に掲載しています。


ハクサンイチゲ(白山一華)

高山にしかないこの花を、山に登れなくなった自分が撮影できたのは……?
そうです、ロープウエーのおかげです。
前回の入笠山に味をしめて、今度は千畳敷に行ってきました。
何年ぶりだろうか、この花を拝めるのは。
家庭の事情で遠くの山に行けなくなり、奥多摩ばかり歩いていた自分が、いよいよどこにでも出かけられるようになった時に体をこわしてしまったのは、皮肉のようだ。
山頂はガスがかかっていて遠望はきかなかった。
カールのほとんどを雪が覆い尽くしていたが、雪が解けたわずかな土の中からショウジョウバカマ(猩々袴)やハクサンイチゲ・ミヤマキンバイ(深山金梅)が顔をのぞかせていた。
(07.6.20


ヒメザゼンソウ(姫座禅草)

「花のページ」の更新も久しぶり。
山に行けなくなったが、丘には行ける。
狭山丘陵の一角にヒメザゼンソウがあると聞いて出かけてみた。
あった!
姫と呼ばれるだけあって、さすがに小さい。
周りの枯れ落ち葉と比べていただけると、その小ささが実感できると思う。
こんな身近に、「座禅草」があるなんて知らなかった。
(07.6.19)


枯れ木の花

灌木の枯れた木の枝に、まるで花が咲いているように巻き付いていた小鳥の巣。
夏頃までは、ひな鳥の賑やかな鳴き声が聞こえていたのだろう。
それにしても、こんな所に営巣してよく人や獣にねらわれなかったものだ。
【大岳山南尾根にて】
(06.12.16)


リンドウ(竜胆)

ついに「種の季節」に突入かと思いきや、どっこいしぶとく咲いていました。
開ききらない花が、慎ましやかでよろしい。
(06.11.3)


マユミ(檀・真弓)の種

以前、ツルウメモドキをマユミと間違えたことがある。
これはマユミだと思うが、自信はない。
六ッ石山にて。
(06.10.29


マルバダケブキ(丸葉岳蕗)の種

タンポポ(蒲公英)の種のようなこれは何だろうと眺めていた。
葉っぱは朽ち果てていたが、咲いていた場所から推して、マルバダケブキにまず間違いなさそう。
そういえばタンポポもマルバダケブキもキク科だったっけ。
種が似ているのも当たり前と納得した。
鷹巣山にて。
(06.10.28)


二世代同居

トリカブト(鳥兜)は種ができていた。
その隣では、まだ花が咲いていた。
(06.10.15)




どちらも「山の花」と呼ぶにはふさわしくないかもしれないが、山で見かけた花ですのでご容赦を。

ミズヒキ(水引)

上から見ると赤、下から見ると白いこの花を、「水引」と名付けたのは誰だろう。
きっと、いいセンスと遊び心を持った人にちがいない。
そして、この名前をもらったことによってミズヒキは、ただの雑草から一目置かれる存在となった。

ススキ(薄)

群らがって生える草の総称としての意味があるというのも調べて初めて知った。
別名でオバナ(尾花),カヤ(萱)というのも同様。
ススキを見ると、なぜか花札のデザイン化した図柄が浮かんでしまう。
(06.10.1)


ツリフネソウ(釣船草)

草や木の名前には気のきいたものが多い。
多くはその形状から由来する。
このツリフネソウもそうだが、イカリソウ (碇草)・ハナイカダ(花筏・「山の花バックナンバー」参照)もこの仲間だ。
いっぽう、ヘクソガズラ(屁糞葛)・オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)なんていただないのもある。
(06.9.2)






マルバダケブキ(丸葉岳蕗)満開

鷹巣山に登った。
山頂部は霧で視界が悪かったが、マルバダケブキが満開だった。
マルバダケブキの周りには昆虫ばかりでなく、動物(私もその1つ)も集まっていた。

カラスアゲハ(烏揚羽蝶)とニホンジカ
(06.8.28)


ゴゼンタチバナ(御前橘)

花びらのように見えるのは「苞(ほう)」と呼ばれるもので、本当の花は中心にあるツブツブの部分。
ミズバショウ(水芭蕉)やドクダミの白い「花びら」もこの苞。
八ヶ岳にて。
(06.8.14)




シシウド(猪独活)

「たーまやー!」、てな声が聞こえてきそうだ。
緑の空に開いた五尺玉。


アザミ(薊)

上から下から蜜を求めて虫が集まる。
「悪い虫が付なければいいが……」
娘を気遣う父親の気分になってみる。

大菩薩連嶺 白谷丸にて
(06.7.31


ホツツジ(穂躑躅)

穂先に咲くから「穂躑躅」なのだそうな。
梅雨明けもままならないこの季節に咲く。
『遅れてきた青年』ならぬ「遅れてきた躑躅?」
(06.7.29)


コアジサイ(小紫陽花)

アジサイの花が里で盛りを過ぎた頃、山で見かけるアジサイの仲間。
遠目には派手やかなアジサイの小型に見えるが、よく見ると、本家よりも細やかな風情を持っている。
類似の対照は、身近な人たちにもよく見かけられる。
(06.6.24)




ヤマツツジ(山躑躅)
ズミ(酢実)

千本ツツジに出かけた。
今年はツツジの花が少ない年なのか、それとも気候の影響なのか、昨年ほどには派手やかではなかった。
山頂では、昨年赤い蕾を見せていたズミの花が咲き誇っていた。
(06.6.17)


ホテイラン(布袋欄)

この地はこの季節、何度も訪れていた。
しかし、今まで一度も気づくことはなかった。
体調が悪かったせいかもしれない。
前方よりも足下を見ることが多くなった。
気にしていると、けっこう見つけることができた。
3本そろって咲いているのはこれだけだったが……。
八ヶ岳にて。
(06.6.4)


アズマシャクナゲ(東石楠花)

2週間前に行った時にはまだ固い蕾だったが、今回は満開の花が出迎えてくれた。
笠取山にて。
(06.6.3)


キバナノコマノツメ(黄花の駒の爪)

疲れていたのだろう。
キバナノコマノツメを写しても自覚のないままだった。
写したときも「ああ、黄色いスミレが咲いている」ぐらいのノリだった。
過日、Hgさんから奥多摩にもあるという話は聞いていた。
ここは奥多摩ではなかったけれど、やはり見ることができて嬉しかった。
(06.5.21)


オオカメノキ(大亀の木)

かつて、この花をウワズミザクラ(上溝桜)だと思っていた。
花の形はこの方が桜に似ているが、そうではないらしい。
「オオカメノキ」とは、葉の形が亀の甲羅の形ににいてるからこう付けられたようだ。
別名「ムシカリ」とも言われる。
虫が葉によく付くのだそうな。
(06.5.21)


フデリンドウ(筆竜胆)

以前、この花を「地上の星」と呼んだことがある。
それに準じれば、これは「地上の昴」でも良かろう。
(06.5.21)




オオシマザクラ(大島桜)
ホオ(朴)


1000mにも満たないこの山では、桜の花はとっくに散り終えているだろうと思っていた。
山頂の中程にあるヤマザクラ(山桜)は全く見られなかったが、片隅に一本だけオオシマザクラが白い花を見せていた。
おりからの強い風に身を震わせながらも……。
下山口にある朴の花は次の出番を待っていた。
棒ノ嶺にて。
(06.5.14)


トヒトリシズカ(一人静)

ヒトリシズカは群生する。
これだけあったら、「一人」などと言ってはおれまい。
ノボリ尾根にて。
(06.5.4)


ヤマザクラ(山桜)

桜前線が赤指尾根を垂直に駆け上がっていく。
2000メートルの稜線に到達するのも、もう間近だろう。
(06.5.4)




ミツバツツジ(三葉躑躅)
ヤマザクラ(山桜)


笹尾根を歩く。
芽吹きの季節となり、山肌は薄緑のベールがかかったようになっている。
そのベールに、ツツジやサクラの花が彩りを添えている。
(06.4.22)


ダンコウバイ(壇香梅)

山にも黄色い小さな花が咲き出した。
春先の野山にあるこんな花を見ると、以前はすべてアブラチャン(油瀝青)だと思っていた。
どうやらそうとは限らないらしい。
花序に柄があるのがアブラチャンで、ないのがダンコウバイだとは最近知った。
(06.4.9)




山里にて

山では花は見られなかったが、山腹の里ではアズマイチゲ(東一華)やフクジュソウ(福寿草)が咲き誇っていた。
(06.3.12)


霧氷

まだ桜も咲かないこの時期、青空に映えて咲く霧氷。
おりからの暖かさのせいで、ボタボタと「落花」しはじめていた。
御前山山頂で。
(06.2.25)


線香花火

なんの花だったのだろう。
緑の消え失せた山に、かつてのあざやかさを偲ぶように自己主張してる枯れ草があった。
まわりの風景に同化してしまうことを線香花火のように必死に拒みつつ。
(06.2.4)
※後日図鑑で調べたら、ハナウドのようにも思えました。
 この写真だけでお分かりになる方がいらっしゃいましたら、お教えください。


これ以前のデータは山の花 バックナンバー1に保存してあります。


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