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山のアルバム バックナンバー 1



山で見かけた花から、「花のようなもの」まで載せています。
名前のわからない花もあります。もしご存じでしたらお教えください。
また、間違いなどありましたらご指摘いただけると幸いです。


2003.4.12から2005.12.11までのデータを保存してあります。

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これ以降のデータは「山の花 バックナンバー」に掲載しています


氷の外套

シモバシラが中からにじみ出てくる水分ならば、こちらは空気中の水分を外皮として纏ったもの。
あまりに寒いので、水分までも外套にしたのだろうか。
シモバシラと比べると暖かさすら感じてしまう。
(05.12.11)


シモバシラ(霜柱)

茎からにじみ出てくる氷の皮膜、
いつしか本体よりも広く厚くなる。
そんなに耐えられないのだろうか、
母胎にとどまっていることが。
(05.11.19


ナナカマド(七竈)

復旧した411号線を使って一ノ瀬高原に行く。
木々によっては少しずつ色づきはじめているが、全体的にはまだ緑が濃い。
そんな中で、ナナカマドの実の赤が際だっていた。
(05.10.2)


ヤマトリカブト(山鳥兜)

逆さに見れば、雨の滴が枝を伝っていくように見えるかもしれない。
(05.9.29)


サラシナショウマ(晒菜升麻)

この季節、山を歩いていると何処でも見かける。
白い穂が特徴的だがが、特に美しいというものでもない。
よく見るとひとつひとつの穂に小さな花がついていて愛らしい。
なんだか試験管洗浄用のブラシみたいだ。
(05.9.23)


どちらもキク科

撮影したときは同じ花だと思っていたが、よくよく見たら違っていた。
上がヤマハハコ(山母子)、下がウスユキソウ(薄雪草)。
どちらもキク科のようだ。
上の方が「雪」をたくさんかぶっていた。
(05.9.3


続・アサギマダラ(浅黄斑)

石尾根を千本ツツジから雲取山まで歩いた。
マルバダケブキ(丸葉岳蕗)は最盛期を過ぎ、秋の花に主役の座を譲ろうとしていた。
アサギマダラが行く夏を惜しむかのようにその蜜を吸っていた。
(05.8.30)


夏から秋へ

小河内峠から惣岳山まで歩いた。
三頭山で取りそこねた花、秋を感じさせる花があった。
左上から時計回りに、レンゲショウマ(蓮華升麻)・ジャコウソウ(麝香草)・クサボタン(草牡丹)・ツリフネソウ(釣船草)上・フシグロセンノウ(節黒仙翁)下
(05.8.27)


キバナアキギリ(黄花秋桐)

広葉樹の樹林帯を歩いた。
タマイジサイ(玉紫陽花)もあった。
レンゲショウマ(蓮華升麻)もあった。
タマガワホトトギス(玉川杜鵑)もあった。
シュロソウ(棕櫚草)もあった。
フラッシュをたかなかったため、そのどれもがブレていた。
この花だけがしっかり写っていた。
(05.8.21)


ミヤマママコナ(深山飯子菜)

花の中にある2つのツブツブが米粒に見えるのでこのような名前にたようだ。
「半寄生植物」とあったが、何に寄生しているのか。
花がほとんど見られなかった登山道で、この花ばかりがやけに目についた。
(05.8.13






チシマギキョウ(千島桔梗)

岩に生えているからイワギキョウ(岩桔梗)だと思っていたら、チシマギキョウというのだった。
イワギキョウは、似ているが花に毛がない。


コマクサ(駒草)

赤岳でこれを見たのは初めて。
確か八ヶ岳だと根石岳のあたりにあったような……。
「高山植物の女王」などと呼ばれることも多いが、それほど高貴で美しいと感じたことがない。
「貴重」「珍しい」が「美しい」と勘違いされているのか。
もっとも今世紀では、女王は「珍しい」部類に入るかもしれない。
反対に我が国では、前世紀の遺物「女王」を作り出そうという動きもあるらしい。
(05.8.5)


お花畑

湯ノ丸峠に出かけた。
白谷丸周辺と大蔵高丸に至る草原には様々な花が咲き乱れていた。
写真上左よりヤナギラン(柳蘭)・グンナイフウロ(郡内風露)
写真下左よりツリガネニンジン(釣鐘人参)・マツムシソウ(松虫草)
(05.9.28)


蕾のカプセル

下がマルバダケブキ(丸葉岳蕗)の蕾
上は、その蕾を中に納めたいわばカプセルのようなもの。
花が開くまで何重にも保護している。
ずいぶん用心深いものだ。
(05.7.24)


バイケイソウ(梅尅吹j

緑の花といえば、右近桜が有名。
しかし、この花の緑も鮮やかだった。
桜はクリーム色から緑色にかわっていくらしいが、バイケイソウはこれから白くなっていくのか。
(05.7.18)


ミヤマシオガマ(深山塩竃)

高速がすいていたので、足をのばして八ヶ岳(権現岳)まで行った。
奥多摩に通い慣れた自分にとって、八ヶ岳は心躍るところだ。
もちろん、錯覚なのだろうが……。
そしてもちろん錯覚なのだろうが、こんな花に出会えるのも心躍るところだ。
(05.6.26)


見納め

ヤマツツジのあでやかさに出会いたくて千本ツツジを再訪し、ついでに雲取まで足をのばした。
雲取あたりで咲き誇っていたヤマツツジも、千本ツツジではすでに最盛期を過ぎていた。
川苔谷のミツバツツジから始まったツツジ見物も、今年は見納めどきとなったようだ。
(05.6.19)




つつじ祭

友人と三窪高原につつじを見に行った。
ちょうど塩山市の「三窪高原ウォーク」と銘うったつつじ祭をやっていて、思いがけず観光登山になってしまった。
観光客は多かったものの、高原はヤマツツジ(写真上)やレンゲツツジ(写真下)が満開だった。
(05.6.12)

付記:レンゲツツジの、個人的な記憶にある「オオカミツツジ」という呼び方(「山のページ」バックナンバー「山の花BN」中「レンゲツツジ」参照)が気になって、ネットで検索してみた。
「山の花BN」以外ではただひとつ、『冬雷集』(2003年12月)という俳句のサイトの中に、千葉の根岸みのるさんという方の「両神を朱に染めつつ咲くと云ふオオカミツツジを語る祖母の眼 秩父郡両神村」という句があった。
してみると、「オオカミツツジ」という呼び方は、古くは武蔵や秩父一帯にあったものか。
もしかすると、花の形状からニホンオオカミの口の(しかも、舌なめずしりている)様子からこの呼び名がついたものかもしれない。
あくまでも個人的な感想だが……




サラサドウダン(更紗灯台)

県界尾根では、シロヤシの花の最盛期は過ぎていた。
それでも、天目山付近ではシロヤシオとミツバツツジが綾をなしていた(写真上)。
代わって盛りを迎えていたのは、サラサドウダン(?)だった(写真下)。
もしかして、千本ツツジで見かけた赤い花はサラサドウダンだったのか。
(05.6.5)




ミツバツツジ(三葉躑躅)

ツツジの群落を見ようと千本ツツジに出かけた。
残念ながら山頂部では咲いているものが少なく、ヤマツツジにいたっては固いつぼみばかりだった。
山頂から少し下りたたあたりには満開の木も見られた(写真上)
山頂では小さな深紅の花をつけた灌木を見かけた(写真下)。
はじめは実かと思ったが、よく見たら花だった。
(05.5.28)

追記:下の花は、ズミ(またの名を小梨)だった。
千本ツツジを再訪したときに確かめた。
それにしてもあの無垢な白い花が、つぼみの頃にはこれほどまでにあでやかな色だったとは……。
(05.6.19)


シャクナゲ(石楠花)

ネット仲間で大常木林道に出かけた。
岩岳を通過する際、見事なシャクナゲとトウゴクミツパツツジに遭遇した。
誰かが叫んだ。
「初シャクナゲだ!」
そう、私にとっても今年初のシャクナゲの花だった。
(05.5.22)


ミヤマカタバミ(深山酢漿草)

カタバミは、「酢漿草」の他に「傍食」「片喰」「方喰」など、いろいろの漢字が使われている。
葉っぱの一部が食いちぎられたように欠けているところからこの字があてられたようだ。
いずれにせよ、3枚のハート形の葉っばが開いているところをまだ見たことがない。
(05.5.8)


フデリンドウ(筆竜胆)

エーデルワイスは「アルプスの星」と呼ばれるそうだ
高山に行きにくくなった身にとって、和製「アルプスの星」にもなかなかお目にかかれない。
ならばこの花、中島みゆき風に「地上の星」と呼んでみてもよかろう。
(05.5.5)


ニリンソウ(二輪草)

川中美幸の歌に「二輪草」というのがあった。
可憐な花、清楚な花、慎ましやかな花というイメージがある。
しかし、群生しているとまた違った印象を与える。
(05.5.1)


カタクリ(片栗)

奥武蔵の横倉入を登る。
2週間前にここを訪れたとき、カタクリの葉がでているのをそこここで見かけた。
そろそろいい頃だろうとあたりをつけて出かけた。
数こそ少ないが、密やかに開花していた。
(04.4.24)


キブシ(木五倍子)

ミツバツツジを目的に川苔谷に入る。
奥武林道では最盛期だったが、山頂部ではイマイチといったところ。
そのかわり、キブシの房状の花が満開だった。
(05.4.17)




アセビ(馬酔木)

奥武蔵の大持山の山頂をはさんで、稜線上に紅・白のアセビがあった。
いずれも別個に見たときは特に色合いを感じなかったが、こうして並べると紅白が際だって見える。
どちらもそれぞれに美しい。
(05.4.9)


ヤマエンゴサク(山延胡索)

初めて図鑑でみたときは、「ヤマエンコグサ」と読み違えていた。
「索」とは縄の意。
どこが縄なのだろう。
(05.4.9)


木々の踊り

時々みぞれが落ちてくる空模様のもと、石尾根を歩いた。
ガスがかかり見とおしもよくない。
そんななか、近くの木々だけが印象的だった。
まるでダンスのひとこまのよう。
春を待つ踊りだったのだろうか。
(05.2.20)


雪のキャンバス

雪の山道を歩いていると、雪面にいろいろなものを見かける。
小枝や木の実や小虫、鳥の羽や獣の毛、足跡も鳥獣から果てはヒトまで様々。
当然のことながら、降雪直後より日数を重ねた方が多くなっていく。
この日は降雪後3週間以上たっていた。
雪面に見たことがあるような実が落ちていた。
一緒に花のようなものまで。
雪もだいぶ表面が溶けてきていた。
稲村岩尾根にて。
(05.2.5)


クリスマスベル

どうしてこんな形ができるのだろう。
上から垂れてくるのか、下からのしぶきが跳ね上がるのか。
タイトルを「スズラン」にしようと思ったが、ちょっと無理がある。
一日遅れの「クリスマスベル」ではどうか?
一ノ瀬ヤブ沢にて。
(04.12.26)


白樺の実

新芽が青空に映えているのではなかった。
よく見たら、赤くなった白樺の実だった。
背景に見えるのは飛竜山に至る峰々。
(04.11.27)




紅葉前線

奥多摩の山々も色づき始めた。
下が鷹ノ巣山手前の石尾根、標高1600mぐらいの地点。
上が笠取山山腹1750m程のところ。
1日違いで、気象条件も異なるが、雰囲気は伝わると思う。
笠取に限って言えば、ツツジなどの赤が鮮やかだが、黄色は今少しといったところ。
来週あたりが見頃かもしれない。
(04.10.16・17)


キノコ(茸)4種

今年の夏は雨も多かったし、残暑もきつく長い。
キノコのあたり年なのではないか。
山を歩いていると、例年に比べキノコがやたらと目につく。
食べられるのかどうかは分からない。
また、名前も知らないが……。
(04.9.18)


ナナカマド(七竈)

赤い色がやけに目についた。
紅葉にしては早すぎると思って、よく目を凝らしたらナナカマドの実だった。
「小さな木の実」という歌が思い浮かんだ。
(04.9.12)


ホウキタケ(箒茸)

珊瑚のようなキノコだ。
「ヤマサンゴ」とでもいうのだろうと調べてみたら、本当はホウキタケの仲間らしい。
今年は雨が多いので、山ではキノコが豊作だろう。
(04.9.4)


アキギリ?

アキギリ(秋桐)かと思ったが、葉っぱの形が違うようだ。
よく見れば、花も少し変わっている。
何という名前なのだろうか。
ご存じの方がいらしたらお教えください。
三頭山で見かけました。
(04.9.4)

takigoyamaさんから、「ハンカイシオガマ」(樊膾塩竈)ではないかとご指摘いただきました。
初めて聞く名前でした。
漢字表記は「膾」の字が本当は口へんなのですが、コード表になくこの字をあてました。
ありがとうございました。
(04.9.8)



ハギ(萩)

「秋の草」で萩。
草ではないが草冠をあてられている。
秋の七草(!)に入れられているのも不思議。
低山なら山頂部でも見かけるが、少し高い山だと林道や山麓部に多い。
楚々としたこの花の様子を見ると、秋の訪れを感じる。
(04.8.25)


マツムシソウ(松虫草)

可憐で弱々しい花だが、けっこうしぶとい。
倒れても起きあがってくるし、花芽を切られると別の芽を出してくる。
園芸種でいえばコスモスのようだ。
(04.8.25)


ハナイカダ(花筏

初めてこの花を見たときは何かの間違いではないかと思った。
葉っぱの上に花が咲くなんて……と。
その黒い実が、ちょこんと葉っぱの上に乗っているところは、もっと不思議だった。
風でも吹けば転がり落ちそうな気がした。
「はないかだ」という命名もすてきだ。
(04.8.14)


レンゲショウマ(蓮華升麻

友人が新しいデジカメを買ったというので、御岳山のレンゲショウマ撮影に一緒に出かけた。
可憐な花だが、見ようによっては昔の裸電球とカサのようでもある。
仰ぎ見る方が絵になるので、どうしてもこのような構図になりやすい。
大勢の見物客が来ていたので、見知らぬ方が入ってしまった。
ごめんなさい。
(04.8.14


人面蝶?

ずっと前、「人面魚」などと呼ばれた鯉がいた。
それよりはずっと人の顔に近い。
カメラのレンズを通してじっと眺めていたが、次第にこっちが見つめられているような気分になった。
本当は、何という名前なのだろう。
(04.8.6)
takigoyamaさんより、「クジャクチョウ」と教えていただきました。
鳥のクジャクの羽の模様に似ているため、こう呼ばれているようです。
丸い模様がクジャクの眼状紋のように見えるのでしょう。
でも、何度見ても私には人の顔にしか見えない。
(04.9.8)


ヤナギラン(柳欄)

この花を見ると高原に来たことを実感する。
奥多摩では見ることができないのが残念だ。
雲取山など、標高でいえば充分高原なのに……。
(04.8.6


マルバダケブキ(丸葉岳蕗)4態

台風10号の影響がまだ少し残っていた31日、鷹巣山に登った。
雲海も見られるのではないかとの期待があった。
残念ながら山頂はガスっていて、おまけに登り下りではにわか雨で傘をささなければならなかった。
雲海は見られなかったけれど、マルバダケブキの海(は大げさか……)があった。
(04.7.31)


ヒメシャジン(姫沙参)

ずっと以前だったら「キキョウ」で済ませていたところ。
近くになってからは「ツリガネニンジン」。
「ヒメシャジン」も違っているかもしれない。
(04.7.27


アサギマダラ

ヨツバヒヨドリの上で蜜をもとめている。
漢字で書くと「浅葱斑」となるのだろうか。
滑空する蝶として知られている。
また、渡りをすることでも有名だ。
というより、滑空でもしなければ渡りもできないのであろう。
この蝶は、果たしてどこから渡って来たのか?
(04.7.18)


フキ(蕗)

まるでフキの波が押し寄せてくるようだ。
初めは愛らしいフキノトウ。
それも小さいうちだけ。
成長すれば鬱陶しいほどになってしまう。
水芭蕉・ヒトリシズカなどもそうだ。
人間も同じか……。
石尾根で見かけた。
(04.6.26)


笠丸山

何年か前、西上州の大山に行ったときについでに登ろうと予定していた山だ。
登って下りてくるまでに2時間もかからないこの山は「おまけ」にちょうどよかった。
しかし、大山でルートを誤って時間がかかってしまい、そのままになっていた。
今回、遅出早帰り派になってしまった自分には好都合な山であった。
汗が流れる前に着いてしまった山頂には、すでにツツジ(躑躅)の花はなかったが、実がなっていた。
アカヤシオ(赤八塩)だろうか、シロヤシオ(白八塩)だろうか。
(04.6.13


2週間後

2週間は、間をあけすぎてしまったようだ。
まだ蕾のものもあったが、盛りは過ぎていた。
この日、山頂部はガスっていて、下りる頃には小雨も降ってきた。
なぜかシャクナゲの頃にはよく降られる。
そして、なぜかシャクナゲには霧がよく似合う。
(04.5.23


まだ蕾

シャクナゲ(石楠花)の花を見ようと、笠取山から唐松尾山を歩いた。
残念ながら、まだほとんどが蕾で、蕾の数も全体的に少ないような気がした。
写真は、その中でも最も膨らんでいた蕾で、笠取山にあったもの。
(04.5.8)


オオヤマザクラ(大山桜

芽吹きは、まだ雲取山山頂まで達していなかった。
1800メートルぐらいから上はガスがかかり、風も強かった。
石尾根ではまだサクラが見頃。
空が晴れていればもっと映えただろうに。
(04.5.3)


ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)

カタクリ(片栗)の花を見ようと御前山に出かけた。
残念ながら花期の盛りは過ぎていて、山頂付近でちらほらと咲いているのを見かけた程度。
なかには結実しているのもあった。
ニリンソウ(二輪草)やヤマブキ(山吹)も咲き始めていた。
山の春は一気に進む。
湯久保尾根のエンレイソウは、バレリーナが片脚でターンしているようだった。
(04.4.29)


フデリンドウ(筆竜胆)

茅ヶ岳に登った。
何年か前、この山で翁草(オキナグサ)を見かけた。
その花を求めての山行だった。
しかし、以前砂礫の斜面だったところには灌木が生え、それらしきものは見あたらなかった。
それとも、まだ季節が早すぎたのか。
代わりにフデリンドウ(筆竜胆)が枯れ葉の間から顔をのぞかせていた。
(04.4.17)


ガマズミ?

「花が咲いている!」と思わずカメラを向けた。
いくら暖かいといっても、ここは七ツ石山頂近く、咲いているわけがない。
花と実が立ち枯れてカラカラになったものだった。
ガマズミのような気もしますが、よく分かりません。
ご存じの方、お教えください。
(04.3.14)

takigoyamaさんから、「ヤマノイモ」の種ではないかとご指摘いただきました。
そういえば、ツルがあったような、なかったような。
今度機会があったらきちんと確かめてきたいと思います。
(04.9.8)

七ツ石山の同じ場所に行って確かめてきました。
木はガマズミではなく、ノリウツギ(糊空木)でした。
この時は、ヤマノイモのツルは発見できませんでした。
かといって、ノリウツギの花や種がこのような形で枯れ残るのかは不明です。
(04.9.12)


マムシグサ(蝮草)の果実

杉林の中、日の光が差し込むところ。
ピンスポをあてられた年増女優のように、怪しげに、しかし気概をもって立ちつくしていた。
(03.10.26)


紅葉

2000m付近の稜線の紅葉はもう終わっていた。
代わりに、笹緑の上に楓の葉が花のように咲いていた。
中島みゆきの「地上の星」風にいえば、「地面の紅葉」?
(03.10.19)


センブリ(千振)

カタカナの表記は味気ない。
それに、すぐ忘れてしまいそうだ。
これからはわかる範囲で漢字の表記も添えることにする。

低山の登山道際の日当たりのよいところに生えていることが多い。
根の苦みは強く、昔は薬草として用いられたときく。
花は小さいが、キリッとしていて強い主張を持っているようだ。。
(03.10.13)


ヤツガタケアザミ

「ちっちゃな頃から悪ガキで、15で不良と呼ばれたよ」
『ギザギザハートの子守歌』の一節にこんなのがあった。
「さわるものみな、傷つけた」
花も葉も鋭い棘を持っている。
うかつに近づくと、その棘で傷つけられる。
(03.10.11)


セキヤノアキチョウジ

どういう漢字をあてるのだろう。
ワープロで漢字変換したら、「関屋の秋弔辞」と出た。
もちろんこんな字ではないだろう。
そういえば、「チョウノスケソウ」なんて名前の植物もあったっけ。
漢字はともかく、秋の涼やかな雰囲気を持っている花だ。
(03.9.28)


イワタバコ

一昨年、赤杭尾根で初めてこれを見たときには不気味な花だと思ったが、今回はなかなか洒落てるじゃないかと感心した。
長尾谷を遡行しているときに魚留橋の上で見かけたのを皮切りに、沢の途中の岩場で何回も見かけ、源頭部でも出迎えてくれた。
(03.8.11)


マルバダケブキの上で

今年の夏は天候に恵まれない。
それでも、晴れ間を盗むようにして山に登っている。
鷹巣山ではマルバタケブキがそろそろ見頃を迎えようとしていた。
花の上では昆虫たちが蜜を求めていた。
里でいえば春・夏・秋の光景だった。
(03.8.6)


シャクナゲ

今年のシャクナゲは不作だと聞いた。
十文字峠や飛竜まで出かける機会もなかなかなく、今年はシャクナゲに出会えないだろうと思っていた。
7月に入って、飛竜に登ることができた。
葉桜ならぬ「葉シャクナゲ」見物だろうと、はなっからあきらめてい出かけた。
ところが、目を疑った。
一かぶだけ咲いていた、紅白のシャクナゲが……。
もちろん白は色あせたものだったのだろうが。
(03.7.5)


教えてください

惣岳山の近く、カタクリが咲いていたあたりにありました。
大振りの葉っぱに、小さなかわいい白い花。
派手ではないが、けっこう目立ちます。
名前がわかりません。
他力本願の癖がついてしまいそうですが、ご存じの方教えてください。
(03.6.22)



クサタチバナ


花の形が橘、つまりミカンの花に似ているのでこの名がついたようです。
山地の疎林にはえるガガイモ科の多年草です。
あまりポピュラーな花でないのか、それとも一般受けしないからか、コンパクトな山野草の図鑑には載っていませんでした。
(03.8.7)


イチヤクソウ

ベニバナイチヤクソウが有名だが、これはただのイチヤクソウ。
気にしていなかったせいもあるかもしれないが、奥多摩でこれを見たのは初めて。
ほんの数輪だけでたたずんでいた。
(03.6.22)


レンゲツツジ

レンゲツツジの本体も名前も知っていたけれど、恥ずかしながらその由来は知らなかった。
友人2人と小楢山に出かけた。
その山頂には小梨の花が満開だった。
レンゲツツジは咲いていたが、残念ながらまだつぼみだった。
そのつぼみを見て花の名前の由来を一瞬に悟った。
確かにレンゲの花だ……。
子どもの頃、この花をオオカミツツジと呼んでいた。
その由来はまだわからない。
(03.6.7)


なんの花?

ウルップソウのような形、でも葉がない。
真っ白でちょっと不気味。
ハルトラノオにしては太くて花の数も多い。
下のヤマシャクヤクを見つけた山で、同じ日に見かけました。
名前がわかりません。
ご存じの方がいらしたら、お教えください。
(03.5.18)



ヤマウツボ

寄生植物でヤマウツポといいます。
仲間にオニクという寄生植物があるそうです。
takigoyamaさんより教えていただきました。
ありがとうございました。
山地の木の下にはえる多年草です。


ヤマシャクヤク

わが家には園芸種のシャクヤクがあるけれど、山でこれを見たのは初めて。
残念ながら、まだ開花していなかった。
開花すれば1〜2日で散ってしまうというから、今度来たときにはもう見れらないだろう。
(03.5.18)




春の兆し

御前山山頂付近で見かけた(たぶん)バイケイソウの発芽です(写真上)。
一週間前はこのあたりも時ならぬ大雪でかなり積もったようですが、
その後何回か降った雨と暖かな気温とで、ほとんどとけてしまったようです。
春の雨は植物の成長を促すのでしょう。
御前山といえばカタクリが有名です。
花はまだでしたが、葉はいくつも見かけました。
小河内峠付近まで下りたら、ありました。
数輪だけ、開花はしていないけれどつぼみをもったカタクリが(写真下)。
(03.4.12)



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