再 会 |
友人と高川山に登る。あのビッキーに会えるかもしれないという期待を抱いて。 前回登ったのは2年前。山頂まで案内してくれるように先導してくれた犬がいた。後からやってきた地元の登山者に、それがビッキーという名のはぐれた猟犬であることを聞いた(「山のアルバム バックナンバー」(07.12.21)参照)。 山頂に近づいてもやってくる気配がない。あれから2年、もしかしたら死んでいるかもしれないし、食料がなくなって里に下りてしまったかもしれない。 山頂に着くと、岩の上にひなたぼっこをするように体を横たえている犬がいる。ビッキーとすぐにわかった。こちらは再会を喜んでいたのに、少し顔を向けただけで素知らぬそぶり。「なんだ、感動のないヤツだ」と思いつつも、そんなものだろうなと考え直す。次々とやってくる登山者にいちいちつき合ってはいられないだろう。 それでも新たな登山者がやってくると、定位置としている岩から下り、足音がする方向に向かっていく。しかし登山者が近づくと、すぐまたもとの場所に戻る。自分の本来の主人ではないかと思って近づいて行くのだとすると、けなげで、哀れな気もしないではない。 パンをちぎって与えたが、鼻を近づけただけで食べようとはしなかった。食べ物に飢えているわけではなさそうだ。断続的にではあるだろうが、たくさんの登山者や地元の方から食料を供給されているのだろう。 1時間あまり山頂にいたが、続々と登山者が登ってきた。僕らもそろそろ下山しよう。 今度ビッキーと会えるのはいつになるだろうか。それまで元気でいるだろうか。犬も人も同じだ。いつかは死んでしまうだろう。ビッキーに会えることは犬にとっても人にとっても幸せなことだ。 (09.11.28) |
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コ リ メ | ト 撮 影 |
湯ノ丸山に登る。途中、高速道路から眺めた浅間山が真っ白だっので、これは雪があるかもと予測していた。案の定、地蔵峠から雪が浅く積もっていた。しかし、風はほとんどなく、絶好の登山日和だった。 山頂からの光景は絶品だった。北は黒姫・火打から、西に後立山・穂高連峰、南に中央アルプスから八ヶ岳、冨士、そして奥秩父の峰々が見渡せる。 ここで、単眼鏡を取り出す。先日、天体望遠機でやった撮影テクニックにチャレンジしてみようというわけだ。 接眼レンズに直接カメラのレンズを合わせ撮影する。これを「コリメート撮影」という。天体望遠鏡ではなかなかうまくいかなったが、望遠鏡ではどうか。 写真下がその技法で撮ったもの。ぶれやけられが多かったが、これは比較的うまく撮れたうちの一枚。画像は暗いが、穂高・涸沢・北穂岳が眼前に迫って見えた。 (09.11.23) ※関連記事「山の花」 |
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す れ 違 い |
今年は山頂部での紅葉のタイミングを外すことが多い。林道や山麓では、バッタリ出会うこともあるのだが……。 川苔山の山頂の樹木はすでに葉を落としていた。踊り平に至る尾根から恨めしげに川苔山を振り返ると、谷筋の唐松の紅葉が斜光に映えていた。 そういえば04年、この尾根の紅葉は見事だった(「山のアルバム バックナンバー2」参照)。紅葉の時季、何度かここを訪れているが、あれほど見事な光景に出会ったことはない。年度によって好機が異なるのだろう。ここでもまたタイミングを外しているらしい。 (09.11.7) |
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初 雪 |
文化の日は晴れの特異日、……だったっけ。前日からの雨もあがり、朝から冷え切った。 こんな日は展望のいい山に登るに限る。それも手近なところ。 そうだ、日の出山だ。 車を走らせ、梅野木峠に向かう。しかし、つるつる温泉の先の林道は通行止め。土砂崩れと森林伐採のため(どっちだ?!)。 しかたがないのでつるつる温泉のそばに車を停め、下から歩いて登ることにした。 いつもは車で稜線まで登ってしまうので時間と労力がむだな感じがしたが、なかなか捨てがたい登山道だ。途中からも数ヶ所東京方面が見渡せるところもある。林道が通行止めで、かえって得した気分になる。 山頂は予想どおり筑波山から江ノ島まですっきりと見渡せた。望遠鏡を使えば、横浜ベイブリッジまで見える。 しかし風は冷たく、山頂のベンチには昨日の雪が薄く残っていた。 (09.11.3) ※関連記事「山の花」 |
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多 摩 川 源 頭 |
笠取山に登る。 水干には何回か立ち寄ったことはあるが、その下の水が湧き出しているところまで下ったことはない。 水干から60メートル下にその場所はある。多摩川の源頭部と言われているところだ。 確かに水が湧き出している。ここから東京湾まで水の流れが続いてるかと思うと、いささか感慨を覚える。 (09.11.1) ※関連記事「山の花」 |
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大 菩 薩 嶺 |
大菩薩嶺に登る。山頂付近の紅葉はもはや散り終えていた。 雷岩から振り返ると、富士見平あたりの唐松が燃え立つようなオレンジ色に輝いていた。 (09.10.31) |
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オ リ オ ン 座 流 星 群 |
オオリオン座流星群が10月21日をはさんだ数日間見られるという。 僕は天文ファンではないが、やはり見たい。バルブ撮影できるカメラもレリーズも三脚もある。できれば写真に撮って、ここで公開したい。最適な時間帯は深夜0時頃から明け方まで。近くに照明が少なく、あたりが開けている場所が天体写真にはうってつけだとのこと。 これはもう山に登れと言っているようなもの。早朝だと行ける所は限られている。 そうだ! 陣馬山だ。車で和田峠まで行けばすぐに頂上だ。友人2人を誘って勇んで出かけた。 ……しかし、運命に見放された。里は曇っていたが陣馬山は別と考えていたのが甘かった。いくら待っても星は出ない。せめて日の出でもと淡い望みをかけたが、薄日さえも見えなかった。 山頂の白い馬も恨めしげに空を見上げていた。 (09.10.24) |
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飯 盛 山 |
飯盛山に登るのは何度目か……。 八ヶ岳から南アルプスなどの壮大な山並みを手軽に望める山だ。 この日も快晴で遠景は余すところなく望めたが、見慣れた遠くの景色より、なぜか足下の風景が印象的だった。 (09.10.11) ※関連記事「山の花」 |
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瑞 牆 山 |
瑞牆山にに登る。 前線が南下したばかりで、まだ雲が残っていた。おかげで雲海の向こうの八ヶ岳が望めたが……。 この瑞牆山は、登山途中からの全体像が眺めにくい。樹林がその展望をじゃましているからだ。 表紙の写真も小川山林道に出てから撮ったもの。 (09.10.1) |
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御 前 山 |
御前山には何度も登った。最も多いのが藤原方面から周回ルート。変わったところでは、シダクラ尾根や九重山方面からも上がった。後は通常の登山ルート。小河内ダムから大ブナ尾根で登ったことは何回かあるが、奥多摩湖の湖畔から取り付いたことはない。 今回初めて湖畔の遊歩道経由で登ってみた。登りは大ブナ尾根に合流するルート。下山は小河内峠から湖に下るルート。登りのルートは伐採のため通行止めの表示があった。9月25日から10月31日までとなっていて、前日から予定日に入っていた。実際はまだ作業には入ってなかったようで、事なきを得た。 湖畔からの登行・下降は予想外の急斜面。やっとたどり着いた湖の光景が印象的だった。 (09.9.26) ※関連記事「山の花」 |
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谷 川 岳 |
人はなぜ山に登るのだろうか。どうして高いところに立ちたがるのか。 見晴らしがよいから、苦労の末の達成感があるから、俗事を忘れたいから……。 登山は表彰台にも似ている。3位より2位、2位より1位。より以上に登りたがる。 2年前に天神平から眺めるだけだった谷川岳「トマの耳」にやっと登った(「山のアルバムBN」07.10.16参照)。 感慨はあったが、成就感と呼べるものではなかった。 西黒尾根を登ったこと、カモシカ山行をしたこととつい比べてしまい、体力の衰えばかり感じていた。 (09.9.17) ※関連記事「山の花」 |
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乾 徳 山 |
乾徳山林道に車を停めて、道満尾根を乾徳山まで歩く。標高差600mばかりの登りだ。 1時間強歩くと、月見岩(写真中央)のある扇平に着く。 同行の友人が、「ここは扇平というよりススキ平だ」と言っていた。確かにススキの原で、他の草花があまり見あたらない。木立の多い道満尾根を歩いてきた身にとっては、開放感あふれる景色には違いないのだが。 乾徳山の頂上付近からは「大ダオ」という草原が望める。黒金山とトサカの鞍部で、逆三角形をした草原だ。 もしかしたらここ扇平も、遠くから見ると大ダオのような形をした草原なのかもしれない。 (09.9.5) |
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木 曽 駒 ヶ 岳 |
友人2人と木曽駒ヶ岳に出かける。 ここは思い出深い山だ。単独で何度も来たことがあるし、縦走の出発点や経由地にしたこともある。 友人と真冬に来たこともある。伊那側だけでなく、木曽側から登ったこともある。 そういえば、もともとの登山口である木曽側の名前が冠されているこの山。今ではロープウエーのある伊那谷側からの入山が圧倒的になってしまったのは少し寂しいことだ。 (09.8.27/28) ※関連記事「山の花」 |
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八 ヶ 岳 |
山で朝を迎えるのは何年ぶりだろう。 御小屋尾根を使って赤岳に登る。阿弥陀岳まではなんとかだましだまし登ったが、中岳、そして本命の赤岳は数歩登っては休み、また数歩登っては休みの繰り返しだった。 そんな苦労の末の日の出だ。雲間からだったが、幸いにも朝日を拝むことができた。 南に目を転ずれば、権現岳の向こう側に北岳を主峰とする南アルプスが横たわっていた。あの頂から八ヶ岳を望む日はいつになるだろうか。 (09.8.19/20) ※関連記事「山の花」 |
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稲 村 尾 根 |
体力の回復がまだ追いついていないかなと思いながらも、稲村尾根(写真)で鷹巣山を目指すことにした。歩かなければ体力もついてこないと自分に言い訳しつつ……。 前回登ったのは3年以上前だ。息も絶え絶えで登頂した覚えがある。 故障は治したことだし、今回は少しは違うだろうとの期待もあった。 それでも初めのうちは慎重に登る。長い急登は覚悟していたが、後半戦は焦りと共にきつさも増してきた。足元だけ見て着実にと思うのだが、まだかまだかと上ばかり眺め、反対に足は止まりがちになる。 山頂に近づくにつれてガスもかかりだした。どちらにしても景色を楽しむ余裕はない。 2時間以上もかかってヒルメシクイノタワに到着。更に急登は続くが、あとひと登りで鷹巣山山頂だ。 (09.8.15) |
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槍 ・ 穂 高 |
今年も乗鞍岳に来た。 昨年はガスっていたし、自分の体調にも自信がなかったので、畳平周辺のお花畑を眺めただけだった。 今年は天候にも恵まれたので、乗鞍岳の剣ヶ峰を目指すことにした。 登るに連れて山頂にはガスがかかってきた。山頂に到達した時には、一帯は真っ白な雲に包まれてしまった。 「アルプス一万尺」という歌の「槍や穂高は かくれて見えぬ 見えぬあたりが 槍穂高 」を地でいくことになった。 それでも待つこと20分あまり。ついに雲の切れ間から槍と穂高が山頂をのぞかせてくれた。雲に浮かんだその姿は神々しいほどの威厳を感じさせてくれる。 遠く東の方を眺めれば、八ヶ岳連峰や南アルプスが望める。北岳の左肩には富士山がちょこんと顔をのぞかせていた。 (09.8.12) ※関連記事「山の花」 |
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雲 取 山 |
とっくに梅雨が明けたというのに、なかなかカラリと晴れることはない。 しびれを切らせて出かけてみる。 山頂は霧が流れているが、ときおり青空ものぞく。おおむね曇りベースの天気だ。 かつてはここにもヤナギラン(柳蘭)が茂っていたのだろうか。 避難小屋の周りにはマルバダケブキ(丸葉岳蕗)が咲きほこっていた。 (09.8.5) |
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鷹 巣 山 |
夕方には雷雨があるという気象情報を得ていた。山の降り出しは当然のことながらそれより早い。 行こうか行くまいか迷っているうちに、出発時間が遅くなってしまった。 登りはじめは青空も広がっていたが、稜線に出ると怪しげな雲がわいてきた。 山頂はまだガスに覆われていなかったが、雨を降らせそうなどんよりとした雲が下がってきた。 長居は無用だ。荷物をまとめ、早々に下山することにした。 (09.7.30) |
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ニ ホ ン リ ス |
「山の鳥」「山の動物」専用のページは作りにくい。 山中で見かけないからではない。標的が動いてしまい、記録に残すことが難しいからだ。 今回はラッキーにもカメラに捕らえることが出来た。それもで3枚うち2枚はピントがずれていた。 この直前には目の前でウグイスが囀っていたが、カメラを構える前に飛び去ってしまった。 大菩薩嶺にて。 (09.7.27) ※関連記事「山の花」 |
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入 笠 山 よ り |
入笠山に登る。2月以来だ。 前回はロープウエーで登る「お手軽登山」。今回も頂上直下まで車で行く「観光登山」。それでも望める風景は、下からまじめに登るのと同じ……? とはいえ、中央アルプスから北アルプス(写真)、八ヶ岳など、かつて苦労して登った山々が一望のもとに見渡せる。 またあの頂に立てるのだろうか。 (09.7.20) ※関連記事「山の花」 |
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黒 川 山 |
「黒川鶏冠山」という山があるのだとずっと思っていた。甲武信岳の南に鶏冠山があるので、こちら、柳沢峠近くのこの山に「黒川」を冠したものだと勝手に思い込んでいたのだ。 黒川山と鶏冠山が別々の山だとは、今回来て初めて知った。以前来たときには鶏冠山しか登っていなかった。 それにしても、ここ黒川山見晴台からの眺望はよい。いわゆる山頂ではないが、露岩が稜線に突き出ていて、東は飛竜山から、西は国師岳までの稜線が見渡せる(写真は将監峠から甲武信岳まで)。 この稜線上には展望のよい露岩のピーク、西御殿岩がある。ちょうど、黒川山と御殿岩が藤尾山をはさんで南と北で向かい合ったかたちになっている。 (09.6.20) ※関連記事「山の花」 |
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百 尋 滝 |
ウスバ尾根を使って川苔山に登る。いわゆるマイナールートだ。 急登の連続。ひたすら足下のみ見つめ、息を切らせながら登る。 ウスバ乗越で登山道をまたぐ。手術前には何回も訪れたところだ。懐かしさと新鮮な感慨の入り交じった気分になる。 さらにひと登りで川苔山。下山路は百尋滝方面にとる。 百尋滝は水量も多く、登山のフィナーレには最高だった。 (09.6.13) ※関連記事「山の花」 |
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三 湖 台 初 夏 |
前回来た時は秋だった(07.11.13「山のアルバムbak」参照)。手術後6番目に登った山。 このころ登っていたのは、山とは言えない丘と言った方がいいようなところ、山と名前が付くもののほんの少しばかりの登行で行ける場所だけだった。 今もけっして楽に登れるようになったわけではない。でも、少しは気持ちに余裕がうまれたかな。 この日、前日までの雨が幸いしてか、素敵な眺望を得られた。 (09.6.7) ※関連記事「山の花」 |
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茅 ヶ 岳 |
ここまで来ると、茅ヶ岳の上に富士山が乗っかって見える金ヶ岳。 つまり、富士山・茅ヶ岳・金ヶ岳が一直線に並ぶことになる。 この並びが好きだ。 いつもイワカガミが咲く頃になってしまうが、たまには別の季節に来てみたい。 (09.5.23) |
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雲 取 山 |
はじめは七ツ石山に登るつもりだった。ブナ坂に到達した時、思いのほか体調がいいのと、懐かしの石尾根を歩ける嬉しさから雲取山まで足をのばすことにした。 この日は空気も乾燥しており、適度な風もあって歩きやすがったこともある。 雲取山までの道程は所々急な登りもあるが、風景も開けていて気持ちがいい。 初めのうちは登山者もまばらだったが、下山時には続々と登ってくる人々とすれ違った。さすが大型連休。今宵の雲取山は、さぞかし賑やかだろう。 (09.5.2) |
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山 火 事 |
甲州高尾山に登ろうと、車を大滝不動まで走らせる。途中、山腹から数ヶ所煙が上がっているのが見えた。 この状況では登山は難しいだろうと思っていたが、案の定、大滝不動には役所の職員がいて危険を知らせていた。しかたなく、大滝不動だけ参詣して引き上げることにした。 棚横手山付近で出火したこの山火事、3日目になっても鎮火しなかったらしい。 (09.4.12) |
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坪 庭 |
坪庭とは、「建物と建物との間や、敷地の一部にあり、塀や垣根で囲まれた、あまり大きくない庭のこと」(All
About用語集)とある。 とすると、北横岳の裾に広がるこの坪庭のなんと広大なことか。「坪庭」どころか、大手宅地開発会社の展開する住宅用分譲地のようだ。 もちろん、周りの山々を部屋に見立てて名付けたものではあろうが……。 (09.3.28) |
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天 候 不 順 |
午後からは雨になるといわれていた日曜日、あえて棒ノ嶺に登る。 天候は確かに不順で、雨もポツポツ降ってきたし、風も強くなってきた。しかし時々は日も差し、遠くの山並みが雲の間に見えたり、足下には雲海も広がっていた。 瞬間だったが、低山とは思えない光景をかいま見ることができた。 (09.3.22) |
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モ ヒ カ ン |
岩茸石山を遠望するたび、「モヒカン刈り」を連想してしまう。 山頂部に広葉落葉樹が横長に生えているのがそのように見える理由だ。 その「モヒカン」の東側の樹木が伐採されて、東面の展望が更によくなっていた。 嬉しいことではあるが、最終的に坊主頭になってしまったら悲しい。 (09.3.15) |
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石 尾 根 |
里は前日雨だった。山では当然雪であろうと想像して布団に入った。 翌日、真っ白な雪道を期待して山に向かった。ところが、山間部ではほとんど降っていなかった模様で、稜線の防火帯も土が目立っていた。期待していた新雪は、どこを探しても見あたらなかった。 (09.2.21) |
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温 暖 化 ? |
入笠山の北側に、国道20号を挟んで八ヶ岳が広がっている。しかし、2月の山とは思えないほど、雪が少ない。今年だけの現象なのか、それとも地球温暖化の影響か。 山頂から同じように望める中央アルプスや北アルプスがしっかり雪をまとっているのと比べると対照的だ。 「冬の八ヶ岳は、昔は雪山だったんだよ。」なんて子どもたちに話す日が来ないよう祈りたい。 (09.2.7) |
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払 沢 の 滝 |
バスで人里(へんぼり)まで行き、浅間例に登る。 稜線に出てからは尾根通しに歩いたが、休憩舎の西側の頂で「浅間嶺 903m」というプレートを発見。浅間嶺のピークは休憩舎の東にある眺めの良い頂きではなくて、こちらであることを再認識させられる。 下山は、車を停めておいた払沢の滝駐車場へ戻る。 前日の季節はずれの暖かさのせいか、滝の凍結は全く見られなかった。 (09.1.24) ※関連記事「山の花」 |
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稜 線 |
妻坂峠から大持山に登る。 大持山はもちろんだが、妻坂峠から大持山に至る稜線も広葉樹の林に囲まれいい雰囲気を持っている。 この日、息を切らせながらだったが、雪も適度にあり歩きやすかった。 山頂の向こうには武甲山がのぞいていた。 (09.1.17) |
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川 苔 山 |
稜線に出ると、時折激しい風にみまわれた。 雪は吹き飛ばされ、風紋や吹きだまりを形成しており、樹木の影が複雑な模様を雪面に描いていた。 (09.1.10) ※関連ページ「山の花」 |
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三 ッ 峠 山 |
東京で降った小雨は、ここでは雪だったらしい。 うっすらと小麦粉をまぶしたように、草木や地面が白くなっていた。 その向こう、富士山が雄大に裾野を広げていた。 (09.1.6) |
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帯 那 山 |
今年最初の山として帯那山に登る。 山頂と思われるなだらかな草原に「帯那山」とある看板。休憩舎のような建物まである。だが、山頂はここ(写真)ではなかった。本当の山頂は、ここから歩いて10分位のところにある。 ところが、唐松などの樹木が林立していて山頂からの展望は悪い。八ヶ岳や南アルプスが、樹の間越しにわずかに望める程度である。 車道から30分程度の軽い山だが、予測を2度外させてくれた。 (09.1.3) |
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