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山のアルバム バックナンバー 1



心に残った光景、季節の様子など、登山中のひとこまを載せています。
2003 9.6から2005.12.17までのデータを保存してあります。

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これ以降のデータは山のアルバム バックナンバー2に掲載しています








「ブレーキは早めに! アイゼンやチェンの装着も早めに!」などという声が聞こえてきそうだった。
嵯峨塩・裂石林道を遡って上日川峠まで行き、大菩薩を歩いてくるつもりだった。
しかし、途中からは浅いが積雪もあり、アイスバーンになっていた。
チェンをつけるのをためらって、結局坂道の体勢の悪い状態で装着するハメとなった。
チェンは絡むし、しっかり付けることはできず、何度も脱着を繰り返す。
これはアイゼンの話だが、以前同じような成り行きになったことがある。
木曽駒に登ったとき、乗越浄土の下の急な斜面でアイゼンを付けたことを思い出す。
「またも……」という思いを抱きつつ、延々と作業を続ける。
おかげで大幅に時間をくってしまった、
予定はあきらめ、石丸峠の往復だけにした。
天気は上々だったのに、残念。
(05.12.17)








夜に雨が降った。
山では雪だったろう。
翌日、鷹巣山に登ってみた。
積雪は少ないが、踏み跡のない雪面を歩くのは楽しい。
昨日は枯れ葉の上に樹影が映っていたろうに……。
冬がやってきた。
(05.12.5)







失った過去を懐かしむかのように、
樹々はかつて自分の一部であり、
ともに燃え上がった木の葉に
自らの影をそっと寄り添わせる。
(05.11.27)






山ではいつも送電線が目障りだった。
これがなければもっと素敵な風景になるだろうと思ったことは何度もある。
そんなときは、送電線をあえてはずしてカメラを構えたものだ。
けれど今回はちょっとちがった。
送電線が美しく見えた。
蜘蛛の糸のように、峰から峰に走っているリズミカルで幾何学的な曲線。
(05.11.19)









石尾根稜線部の紅葉は終わりかけていた。
しかし、巻路の紅葉は今が最盛期だった。
(05.11.5)






紅葉をねらって笠取山に登る。
山麓や山腹の紅葉は残っていたものの、稜線ではほとんど落葉していた。
唐松の黄色がひときわ輝いて見えた。
(05.11.3)







雲取山に鴨沢方面から登るのは4月以来。
この日は曇天だったが、山頂で雲が切れることを期待して歩き出す。
霧が晴れ上がっていくのと、自分の登高する速度が合っていたようだ。
山頂も初めのうちはガスっていたが、期待どおり霧が流され、稜線が望めた。
(05.10.22)







山頂での雨上がりを期待して、小雨のなか鷹巣山に登る。
残念ながら、山頂は雨交じりの霧。
紅葉のすすみ具合も未だし、といったところ。
それでも、薄霧のかかった稜線の風景は柔らかく好意的だった。
(05.10.16)







和名倉山の上空を秋の雲が流れていく。
長大な山肌をやさしく愛撫するかのように、ゆったりと優しく影がすべっていく。
(05.10.2)







笠山に登る。
ナナカマドの実が赤く染まり、山頂部では灌木も色づきはじめていた。
(05.9.29)








鶴峠に車を停め、奈良倉山から大マテイ山まで歩いた。
奈良倉山から松姫峠までは林道(ダートで関係者以外の車は進入できない。)が登山道と並行して走っている。
この林道はほぼ尾根にそっているので見通しもよく、歩いていても気持ちがいい。
松姫峠から大マテイ山までの登山道(牛ノ根通り)は広葉樹の樹林帯をゆくなだらかな道(写真)。
大マテイ山頂に至るには「14/15」の標識を左に入ればすぐだ。
(05.9.23)






山頂を渡る風もすがすがしいものになってきた。
尾根の急登を登っても汗の量が格段に違う。
疲労の度合も少なくなった。
この日、曲尾根を登り、長尾丸の南尾根を下った。
(05.9.17)







八ヶ岳に行くつもりだったが、途中で登山靴を忘れたことに気づいた。
もどるのもしゃくだし、運動靴でも歩きやすい大菩薩に転進した。
石丸峠から狼平に至る一帯は、草原状の開放的な風景が広がる。
大菩薩の中では人も少なく、草花も楽しめる。
この日、天候はイマイチだったが、多くの花を見ることができた。
(05.9.3)



西


鶴峠から尾根づたいで三頭山に登った。
話には聞いていたが、ブナの原生林が見事だった。
広葉樹林のほどよい日差しの中、涼やかな風を浴び、心地よく歩くことができた。
(05.8.21)








北秋川の月夜見沢を登るつもりが、ぼーっとしていたら白岩沢を遡行することになってしまった。
おもしろくもない渓相が続いた後に目に飛び込んできたのが、2段の幅広の滝。
下段は落差3mぐらい、上段は5・6mはある(写真)。
直登できる技術も根性もないので高巻くことにしたが、いつまでたっても沢筋に下りられず、とうとう茗荷平の小路に出てしまった。
(05.8.17)






機会を得て赤岳に登った。
地蔵尾根を登り、ピーク踏んですぐに文三郎尾根を下る。
余裕がないが、「勤務時間登山」なので仕方がない。
荒れた稜線なので階段が取り付けられているが、まるで工事現場を歩いているようだった。
(05.8.5)






小金沢連峰の一角、白谷丸。
ここは富士山のビューポイントであるばかりでなく、様々な花が見られるところでもある。
この日、台風が過ぎ去ったばかりで、花も見晴らしも最高だった。
(05.7.28)







一瞬雲が切れて鷹巣山が見えそうになった。
デジカメのデーターを再生してみたら、偶然右上に赤トンボが写り込んでいた。
そういえば山頂には赤トンボが乱舞していたっけ。
日陰名栗峰にて。
(05.7.24)





山梨側から登ってきても、秩父側に下る路はない。
笠取山方面から雁坂峠方面に向かう山道があるだけ。
いわばT字路のような峠。
昔はブドウ沢の方向に下りる路があったのだろうか。
(05.7.18)




久々の山歩き。
燕山の上空にエイのような、カモメのような雲が浮いていた。
3000m以上の山波がはるか高みにあるようにも見える。
「ここまでおいで」と呼ばれれば、すぐにでも行ってみたいところ。
(05.7.18)



以前、山頂は樹林帯の中で、展望はまっくきかなかった。
櫛形山は、むしろアヤメやヤナギランが群生する山として有名だった。
今回再訪したら東面が伐採されていて、富士山がよく見えた。
(05.5.8)






唐松谷を登る。
季節を少しずつ遡る。
谷間にはミツバツツジと山桜が満開だった。
(05.5.4)




滝をみると、「これはどうやって登ればいいのだろう」などと身の程知らずのことを考えてしまう。
しかし、この滝の前では登ることなど思いも浮かばなかった。
(05.4.17)





秩父と名栗(現飯能市)の間にある妻坂峠。
いつの時代に置かれたものだろうか、野仏が一体ある。
里と里をつなぐ一番高い地点となる峠が、山頂と山頂を結ぶ登山者にとってはもっとも低い位置となる。
妻坂峠、
左が秩父、右が名栗、
手前が大持山、奥が武川岳。
(05.4.9)









薄皮がはがされるように、少しずつ地面が見えてくる。
石尾根に春がやってくる。
(05.4.1)










ここは本物のスキー場。
ただし、昔の話。
今ではずっと下の富士見パノラマリゾート(中央鉄塔の右下)のほうが有名。
そのゴンドラづたいに入笠山に登ってくる人もいる。
一般的には沢入が登山口。
夏ならば、山の直下まで車で来ることもできる。
昔のスキー場は、今ではテレマークスキーや山スキーの練習場になっている。
この日、山頂に立ったあと、スノーシューで林の中を歩き回って遊んだ。
(05.3.27)







笠取山の防火帯に広がる雪面はスキー場のようだった。
そういえば、ここにくる途中にシュプールのような跡がった。
ここはスノーシューからスキーまで、スノーハイクの適地ではある。
ただしこの時季、雪はしまっていてツボ足でも充分楽しめる。
(05.3.20)









テーブルの上にのっているのは、ロールケーキではありません。
鷹ノ巣避難小屋前にて。
(05.2.2)







9時過ぎに家を出る。
どこに行こうというあてもなく、漠然と奥武蔵の山に登るつもりで車を走らせる。
山伏峠を越え、正丸峠への旧道が分岐するところに車を停める。
旧道は積雪のため通行止めだった。
登山道は雪が踏み固められ、アイゼンが必要になる。
1時間もしないで伊豆ヶ岳山頂に着く。
たくさんの人たちが弁当を広げていた。
遠くの町の景色を眺めながら、1人でパンをかじった。
こんなのんびりした山行が自分にはあっているのかもしれない。
(05.2.12)









鷹ノ巣山に登った。
これで2週連続だ。
今年に入っての山行では、必ずどこかのルートに踏み跡のない雪面があった。
さすがに1ヶ月もすると、主要な登山ルートには踏み跡ができる。
それでも鷹ノ巣方面(写真上)と日陰名栗峰方面(写真下)では、同じトレイルでもこれほどにも違う。
(05.2.11)





石尾根の城山近くにあるブナの大木。
新緑や紅葉の頃、そして積雪期と、季節に応じて様々な表情を見せてくれる。
石尾根の中で好きな場所のひとつだ。
(05.2.5)










稲村岩尾根を登った。
巳ノ戸沢を遡っているときに見かけた氷の等高線。
「氷紋」とでも言うのだろうか。

揺らぎもなく、そこにあった。
(05.2.5)







この季節、沢登りすることになろうとは思わなかった。
当初の予定では沢沿いに登って尾根筋に取り付こうということだったが、結果的には沢筋を源頭まで詰め、直接御前山に到達した。
しかし、不満だったわけではない。
むしろ、なかなかに魅力的な山行であった。
惣角沢は広くて明るい開放的な沢で、源頭部には雪がたっぷりあり、充実した山歩きができた。
計画、同行してくれた峰さんに感謝したい。
(05.1.30)






幸運なことに、今年はトレイルのない山を歩くことが多い。
だが、トレイルがあろうとなかろうと、ここには一度行っておかねばならない。
雲取山、新年の挨拶にうかがった。
気温は低かったが、雲もなく風も弱い絶好の山日和だった。
(05.1.10)

花折戸尾根


友人と花折戸尾根を登る。
下部2/3ぐらいは杉の植林帯で薄暗いが、途中2ヶ所伐採地があって見晴らしの良いところもある(山の掲示板バックナンバー1「花折戸尾根(本仁田山)」参照)。
後半1/3ほどは広葉樹の樹林帯で冬は見晴らしも良く、心地よい山歩きが楽しめる。
雪の時は更によい。
ラストは本仁田山本体が眼前に迫り、けっこう迫力がある。
テープもあちこちに巻いてあって、雪の時でも比較的ルートを誤りにくい。
(05.1.3)




やっと雪が積もった。
今年は暖冬で、いつまでたっても快適な山歩きが続いていた。
それでも奥多摩は雪があった方が歩きやすい所が多いし、楽しいこともたくさんある。
年もおしつまって、雪が降った翌日に押っ取り刀で出かけた。
ああこれが奥多摩なんだ、と思った。
鷹ノ巣山にて。
(04.12.30)






八ヶ岳も遠い山になってしまった。
それでも、北や中央に比べれば時々は出かけられる山だ。
いつもは観音平から登るのだが、冬季閉鎖中だったので不動清水方面から入った。
おかげで、岩が折り重なった風景の中をしばらく歩くことができた。
この景色、どこかで見たことがあると思ったら、蓼科山西面と同じだ。
こちらも西面。
八ヶ岳の北と南に同じような風景が広がるのは、何か理由があるのだろうか。
(04.12.18)









雲取山は年に何回か登っているが、気分を変えたいとき、初心にかえりたいときなど、きっかけ登山の場合が多い。
そもそも山らしい山に登ったのは雲取山がはじめてで、はるか昔のことになる。
この日、デジカメを忘れてしまい、ちょうど持っていた旧来のフィルム式カメラで撮影した。
カメラまで初心にかえってしまった。
したがって、この写真はスキャナーで取り込んだもの。
(04.11.27)






天候は意外に早く回復した。
前飛竜直下から石尾根方面がはっきりと望めた。
雲取山から七ツ石に至る稜線が天を支えているように感じられた。
(04.11.20)










紅葉前線は1000mを切ったようだ。
ここ、県界尾根も赤や黄色に染められた。
県界尾根はアップダウンがあるが、思ったほどたいしたことはない。
ブラブラ歩くにはちょうどいい。
樹間に見えているのは長尾丸。
(04.11.6)







まるで、野火が広がっているようだった。
唐松の紅葉。
西御殿岩よりの俯瞰。
(04.11.3)






から雨だという予報だったが、雨はすぐに上がった。
急遽、友人2人と御前山に出かけることにした。
登りはじめには青空ものぞいたが、山頂に行くにしたがってガスがかかってきた。
山頂部の紅葉はもう終わりかけており、落ち葉のほうが目立った。
山頂から少し降りると、霧の中に紅葉がfハケで掃いたように浮かんでいた。
(04.10.31)









奥多摩の紅葉も見頃となった。
紅葉のスポットとして私が気に入っているのは、川苔山を巡る北の稜線。
特に蕎麦粒山から日向沢の峰を経て川苔山に至るルート。
川苔山北面の紅葉も見逃せない。
(04.10.24)








南の空が夕焼けのように赤く染まった。
高曇りの空だが、太陽は天頂にぼんやりと光っている。
ここは鷹ノ巣山山頂、「夕焼け」が見えたのは丹沢山塊方面だった。
(04.10.16)









久々に雲取山を鴨沢方面から登った。
北面の尾根や沢から登った時とは開放感が違う。
(達成感は後者の方が強いが……。)
雲取山といえばこの光景だろう。
プチアルプス気分を味わえる。
(04.9.12)






三条の湯起点で飛竜と雲取を巡った。
北天のタルで、小用をすまそうとして覗きこんだ北斜面の様子に愕然とした。
ゴミだらけ。
それも新しいものではなさそう。
新しいのもあったかもしれないが、さびた缶ジュースが多いところを見ると、おおかたはかなり以前のものらしい。
新しいゴミは、古いものに誘われるように捨てられたものだろう。
昔は山にゴミを置いてくるのは半ば常識だった。
そのころの目で見れば、この光景を見ても驚愕することはなかったろう。
現に、ここは何度も通過しているが、ひどいと感じた記憶はあまりない。
エベレストからゴミを回収するのだという青年登山家がいた。
清掃登山とまでは思わないが、せめてゴミを残さない山登りをしたい。
(04.8.21)





夏の暑い盛りは沢に逃げることにしている
沢を登っていると、木々の間から見える空が遙か彼方だ。
滝を高巻きし、ほっとして見上げた空は、秋の気配を感じさせていた。
(04.8.16)






鳳凰三山に登ろうと思っていた。
林道を車で走り、登り口を探しているうちに甘利山の麓にでてしまった。
しかたないので、千頭星山をめざして歩いた。
この時季、午後になると雷雲が発生し、にわか雨が降る。
この日も同様で、甘利山に近づいたら雲ゆきが怪しくなってきた。
(04.8.6)






西側から見れば権現さんが富士を見ているように見えないこともないが、東側からだととてもそうは見えない。
「駒ヶ岳」または「剣岳」といったところか。
同山別名はこんなところから生まれるのかもしれない。
(04.7.27)








梅雨のさなか、鷹巣山に登った。
大岳などの低い山は雲の中だったが、高積雲があるものの上空は青空も見えていた。
この時季、富士山がねらい目だ。
山頂は雲の上、眼下には雲海を望める。
山開きもまだで静かな登山を楽しめる。
以前は毎年登っていたが、ここしばらく行っていない。
(04.6.26)







八ヶ岳に出かけた。
昨年の秋以来だ。
美濃戸から赤岳をめざす。
ついでに阿弥陀岳にも登ろうと、中岳のコルに出ることにした。
中岳沢は雪渓になっていた。
ここを登ろうかとも思ったが、ピッケルがなかったので、あきらめて夏路を辿った。
所々雪に埋まった夏路の方がかえって歩きづらかった。
この日、妙に足が重く呼吸もつらかったので、結局阿弥陀岳はパスしたのだが……。
(04.5.14)







奥多摩の春は、もう一息で山頂まで達しようとしている。
ここ小河内峠付近は桜の季節も過ぎ、緑が萌える季節となった。
山を歩くには最もよい季節だ。
同時に、紅葉の頃についで奥多摩が最も混む時季でもある。
山までのアクセスを考えると少し気が重い。
(04.4.29)








棒ノ折山に登った。
奥茶屋に車を停め、ワサビ田を眺めつつ歩く。
ワサビの花も、もう咲いている。
ミソサザイのさえずりが聞こえる。
山頂付近には雪が残っているだろうと期待していたのだが、ほとんどなく、霜柱がやけににぎやかに伸びていた。
8時台と時間も早かったせいか、ほとんど踏まれおらず、まるで芝生のようだった。

(04.3.27)








今年は、あまり雪の上を歩いていない。
前日、里でも雪だったので、期待して三頭山に登った。
ところが積雪はさほどではなく、上部でも5・6pといったところだった。
奥多摩湖側から上がった。
オツネノ泣坂の前後に大きなブナの木がある。
これを見ると、いつものことだが、何故かほっとする。
(04.3.21)









2週間前に七ツ石に登ったときは妙に暖かかった(「もう春?」参照)。
1週間前に鷹巣に行ったときは雪が積もっていて真冬のような寒さだった(写真下)。
そして今日雲取に登ったら、まさに春山だった。
山頂付近の氷も溶けて水たまりができていた(写真上)。
季節は行きつ戻りつしながら、徐々に暖かくなっていくのだろう。
(04.3.14)







峰谷から、赤指尾根を使って千本ツツジと七ツ石山に登る。
北斜面をのぞき込めば残雪が少しはあるが、七ツ石山から見る限り石尾根に全く雪は見られない。
この日は風もなく、2月としてはとても暖かだった。
尾根筋ではワラビが芽を出してしまうのではないかと心配になるくらい。
山頂には焼き肉パーティーをやっているグループもいた。
(04.2.28)







笠取山に登った。
今年は例年と比べて雪が少ない。
笠取から見ても、地肌が露出しているところが多い。
昨年はスノーシューで遊べたが、今年はちょっと無理がある。
春の雪に期待するしかないだろう。
(04.2.11)









三方分山・竜ヶ岳と空振りに終わった富士が、やっと全貌を見せてくれた。
山に行くつもりはなかったが、あまりの天気の良さに押っ取り刀で出かけた。
西湖畔に車を停め、鬼ヶ岳を目指す。
先行者が2人いた。
途中で先行し、自分でトレースを付けることになった。
雪頭ヶ岳で写真を撮っていたら、追い抜かれた。
縦走路にはすでに踏み跡があった。
(04.1.25)








土曜日の夜、雪が降った。
初めは出かけるつもりはなかったが、翌日、空も青くなり腰が落ち着かなくなってきた。
9時半頃になってやっと家を出る。
鳩ノ巣の駐車場に車を停め、コブタカ山経由で本仁田山に登る。
山頂では懐かしいものを見た。
マユダマだ。
ちょうどこの時季、小さい木の枝に餅団子をたくさん付け、豊作などを祈ったものだ。
私が子供の頃は、まだ近所の家で見かけることができた。
もちろん、山頂にあったのはそれではない。
湿雪だったのだろう。
小枝や幹の周りにマユダマのような雪の固まりをたくさん付けていた。
(04.1.18)








林道に車を停め、西御殿岩に登って笠取まで歩き、再び林道に戻るというコースが気に入っている。
12月に行って、今月もまた登った。
雪もあるだろうと期待して……。
もちろん西御殿岩の登りはショートカットのコースだ(「山の掲示板」参照)。
ところが、今回も初めは東の峰にたどり着いてしまった。
雪はさほどではなかったが、妙に足が重く、前回よりも1時間以上もよけいにかかった。
黒槐を下り植林帯にさしかかる頃、日が落ちた。
おかげで、シルエットになりかけの大菩薩連嶺と富士を見ることができた。
(04.1.3)








遠くから見ているだけならその姿を惜しげもなく見せてくれるが、近寄ってくると恥ずかしげに姿を隠してしまう。
それでいて、思わせぶりにチラチラと目を引く行動をとる。
今日の富士は、まるで乙女のようだった。
全裸写真を撮ろうというわけではない。
下半身は雲に覆われていてもいい。
もう少し絵になる写真が欲しかった。
竜ヶ岳よりねらったが……。
(04.1.1)







先週と同様の気象条件だった。
土曜は晴れたが風強く、日曜は同じく快晴で風はおさまる。
やはり風はない方がよい。
水根発着で鷹巣山と六ツ石山に登った。
尾根筋の登山道は真っ白で、まるで白い絨毯を敷きつめたようだった。  
(03.12.28)








山に行くとき、いろいろと忘れものをする。
険しい山でなければ、たいがい何とかなってしまう。
今回は登山靴を忘れた。
登山靴といっても大したものじゃない。
ワゴンセールで買った布製の安いやつだ。
それでもくるぶしまでは覆ってくれる。
どうしようかと思ったが、運動靴で行くことにした。
尾根筋に出ると雪が薄くかぶっている。
枯れ葉の上につもっているので、沈み込んだときに雪が靴の中に入ってくる。
スパッツは持っていたので着けた。
運動靴にロングスパッツ、アンバランスな図だ。
登りはよかった。
でもくだりでは下のゴムバンドがかかとの後ろに回り込んでしまい、結局雪が入ってきた。
運動靴には独立したかかとの部分がないのだった。
(03.12.20)









ブナ坂では晴れていた空(写真下)も、午後になると雲が出始め、2時過ぎにはみぞれ混じりの雪までちらついてきた。
雲取山の上から見る石尾根は、かるく雪をまとっていた(写真上)。
(03.12.13)







十里木の駐車場を起点に、馬頭刈尾根と金比羅尾根を使って大岳登降を両方向から歩いてみた。
遠くに行けないとき、でも充実して歩きたいとき、このコースはもってこいだ。
金比羅尾根に取り付くには、峰さんのホームページ(山の掲示板「不二見台」参照)が参考になった。
今日は馬頭刈尾根を登りに使った。
足が重いなと思ってふと見上げたら、大岳がベレー帽をかぶっていた。
疲れが少し和らいだ。
(03.11.23)








久々に雲取山に登った。
9月以来だった。
石尾根のビューポイントである七ツ石山から振り返ったら、雲が尾根の半分を覆っていた。
冷たい空気が流れ込んだのだろうか。
季節はゆっくり冬に向かっている。
(03.11.22)








臆病なくせに好奇心旺盛。
まるで私のようだ。
樹皮や草花を食べてしまうので、鹿害などといわれている。
雲取山の登山道下の斜面をトラバースするかのように走り抜けていった。
こっちにもちょっと視線を投げかけて。
(03.9.6)
                

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